2025年10月に読んだ本

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はじめに

こんばんは。にしやまです。

先月読んだ本の紹介です。 こっそり近況報告ですが先日転職活動を終えまして次の会社が決まりました。 そんな転職活動をしていたことやポケモンの発売があったことであんまり読めませんでした。ZAは神ゲー。 転職活動のことは現職の人にTwitterを見られている可能性を考慮して(フォローされてる人はいないけど)まだTwitterで言ってませんがこれを読みに来る人はほとんどいないと思うのでまぁ大丈夫でしょう。

2025年10月に読んだ本

10月中に読み終わった本です。

『AWSクラウド設計完全ガイド』

  • アクセンチュアの人たちが書いた本
  • さすがという詳しさと網羅性だった
    • 特に「3章 実行アーキテクチャの設計」「4章 データ連携アーキテクチャの設計」がとても身になる内容でおもしろかった
  • 先月読んだ『AWSで実現するモダンアプリケーション入門』は入門という感じですが、こちらはより広く深く知るための本という印象
  • 余談だけど著者のひとりのhsakiさんがZennで書かれた「Goで作る静的解析ツール開発入門」が非常におもしろそうなのにまだ読んでないことを思い出した
    • この方のZennの記事や本はどれもとてもクオリティが高くて大変素晴らしいです

『Kotlin サーバーサイドプログラミング実践開発』

  • Kotlinのことを知りたくて読んだ
  • やはり言語構文がとても優れていてめちゃくちゃいい言語だ
    • 言語構文的にはGoよりKotlinの方が全然好き
  • Webアプリケーションの開発という面においても↓などからとてもバランスの取れた良い言語なのではないかと思う(エアプ発言のため注意)
    • 言語構文や型機能の充実
    • Java資産を活用できること
    • 静的型付け言語であること
    • 実行速度が十分に速いこと
    • ランタイムがJVMで枯れていること
  • ネックとしては、JavaやGoに比べてサーバーサイドでの採用実績や情報が少ないことくらいじゃないかな
  • なお次の職場はKotlinではなくJavaを使います

『ことばと思考』

  • 池袋のジュンク堂で見つけた本
  • タイトルがとても気になったのと、会社の人が今井むつみさんの本はいいぞと勧めていたのもあって購入
  • サピア=ウォーフ仮説みたいな話を詳しく話している本を読みたかったのでドンピシャだった
  • サピア=ウォーフを全肯定するわけではないが、母語とする言語の表現の幅など(本書では「カテゴリーの境界」と表現)によって知覚や記憶に歪みが出るなら、異なる言語話者の認識は全く同じではない、みたいな話だった
  • 人が「言語」を獲得したことによって、文字や音声で知覚情報、思考の表現の幅が大幅に広がり、それにより抽象化と呼ばれるような様々な概念(論理的なカテゴリ)を生み出すことができた、というのが大変興味深い
    • 身体的な動作に意味を持たせたり鳴き声の種類に意味を持たせる、という形だと持たせられる表現の幅に限りがあり、思考の幅が限られてしまう。しかし言語というツールを用いることによってその幅が爆発的に広がり、現在のような人類の繁栄につながっているのではないか
    • ※本書に書かれていたことに自分の解釈を加えているので間違っている可能性もあります

余談

『ソフトウェアテスト徹底指南書』という本を読んでいるのですが500ページくらいあって全然読み終わらない(まだ100数十Pくらい) 今月には読み終わりたい あと最近放送大学生だということを忘れていてまだ何も授業受けてないのでそれも早くやりたい